キタムラ マサキ   KITAMURA Masaki
  北村 優季
   所属   青山学院大学  文学部 史学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2008/03
形態種別 単行本(著書)
標題 「日本古代の天皇―王権と宗教―」
執筆形態 単独
出版社・発行元 『王の表象 文学と歴史・日本と西洋』(渡辺節夫編)(山川出版社)
巻・号・頁 81-111頁
概要 日本の古代社会に出現した天皇についてその特質を究明し、あわせて西洋世界の王権との比較を行った。すなわち、日本古代の天皇は、神として扱われるとともに司祭者としての意義を持っていたが、当時の政治・社会体制はそれらの宗教観念と密接に関連して形成されていた。西洋世界における『王』が神の信託を受けた世俗の存在であるとすれば、日本の天皇は宗教と世俗の権威を一体化した存在として誕生した。