マツモト エミ   MATSUMOTO, Emi
  松本 英実
   所属   青山学院大学  法学部 法学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2006
形態種別 編著
標題 「民法典序章——古法と現在をつなぐもの」
執筆形態 単独
出版社・発行元 『フランス民法典の200年』有斐閣
巻・号・頁 117-139頁
著者・共著者 北村一郎編
概要 フランス民法典序章の中に、古法と近代法の連続性を読み解く。一般に説かれるところでは、フランス革命は、法律中心主義を貫徹し裁判官を法典に従属せしめて、従来の裁判・裁判官のあり方を一変させたとされるが、むしろ裁判官・法律家団体を基礎とする法形成には革命を超えた連続性が見られると主張する。古法下では、裁判官が王令の内容判断をも含むpublicationを担った。このような裁判官像は序章の起草過程の中で維持され、最後の段階になってこれを明示する条文が除かれる。革命と法典化によって裁判官の役割・位置づけが180度転換したと解するよりも、従来のあり方が隠蔽され、新たな状況(昨今のヨーロッパ化)によって再び表面にあらわれてくる、と捉える。