コバヤシ ミズノ   KOBAYASHI Mizuno
  小林 瑞乃
   所属   青山学院大学  コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1999/01
形態種別 その他
標題 「自由民権運動の光と影」
執筆形態 単独
掲載誌名 『日本20世紀館』
出版社・発行元 小学館
巻・号・頁 62-63頁
著者・共著者 共著者名:五十嵐仁・小林英夫・金子勝・北河健三・牧原憲夫ほか  著者名は旧姓「留場瑞乃」
概要 明治政府に対する反体制運動を展開した自由民権運動の意義を論じたものである。民衆の政治参加を求め民主化の始点とも評価されているが、日清戦争への協力など明治政府との思想的共通性が指摘されている。その歴史的意義は民権と国権の相克、あるいは民権と国権の不可分一体の両義性として議論されてきた。この問題を、中江兆民の対外観の検討から探り「小国主義」への疑問を提示したものである。