カワミ マコト   KAWAMI Makoto
  河見 誠
   所属   青山学院大学  コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1999/01
形態種別 学術雑誌
標題 「フィニス新自然法論の可能性-『言語論的転回』から『実践論的転回』へ-」
執筆形態 単独
掲載誌名 『法の理論18』(成文堂)
巻・号・頁 183-202頁
概要 ハートに代表される言語ゲーム論は、法を日常世界の生活者の視点へと開くものであったが、それはなおゲーム(社会)自体を道徳的に批判する視座を持つことを謙抑する理論であった。これに対し、新自然法論者フィニスの所説によるとき、言語ゲームの内的視点の中心ケースを突き詰めていくことで、観察者と社会生活者の両者に共通に「開かれた」、客観的な道徳的世界が見いだせることになるのではないか、ということを検討した。