カワミ マコト   KAWAMI Makoto
  河見 誠
   所属   青山学院大学  コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1988/03
形態種別 「大学・研究所等紀要」、「学術雑誌」以外
標題 二つの異なる刑罰権理解-日本と西ドイツに於ける刑罰制度の法哲学的分析  (修士論文)
執筆形態 単独
掲載誌名 上智大学
概要 日本の刑事法ないし刑罰制度は欧米、特にドイツ法をもとにして作られたものであるのにもかかわらず、日本とドイツはきわめて異なった制度を形成している部分がある。ドイツなどと比べて日本の国家機関は、どのような場合に刑罰を科すか、そしてどのように刑罰を科すかということについて、きわめて広い範囲にわたって自由に決定し得ることになっているのである。本稿では、「刑罰権」理解の違い(単なる権利か、義務から生じる権利か)に焦点を当てることによって、この違いの原因を探ろうと試みる。(第1章 国家の刑罰権-概念の整理、第2章 二つの異なる刑罰制度の在り方、 第3章  二つの異なる刑罰権理解-単なる権利か、義務から生じる権利か、第4章 刑罰権理解の「根底にないもの」、第5章 刑罰権理解の「根底にあるもの」)