タケダ ミア   TAKEDA Mia
  武田 美亜
   所属   青山学院大学  コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2008/12
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 開示者と被開示者による自己開示の内面性認知が被開示者から開示者への好意に及ぼす影響
執筆形態 単独
掲載誌名 『東洋大学社会学部紀要』 (東洋大学社会学部)
掲載区分国内
巻・号・頁 65-81頁
概要 適切な範囲内において,より深い自己開示は浅い自己開示よりも開示の受け手から好感を持たれる。しかし,開示内容の深さの認知は開示者と受け手で異なっている場合もある。そこで本研究では,開示者と開示の受け手の間で開示内容の深さの認知が異なる場合に受け手が開示者に抱く好感について検討した。別室にいると装った架空の同性実験参加者を開示者役とし,受け手役をさせた本物の参加者に開示内容と,その開示の深さについての評定(受け手と同程度または逆の評定)をコンピュータで呈示し,開示者に対する印象や好感を尋ねた。開示の受け手は,開示者が開示内容の深さをどう認知していたかに関わらず,受け手自身が深い内容を開示されたと知覚すれば開示者に対してより好意を抱くことが見出された。