チョウ ヒデオ   CHO Hideo
  長 秀雄
   所属   青山学院大学  理工学部 機械創造工学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2005/07
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 塩化物応力腐食割れによるアコースティック・エミッションと電位振動同時計測
執筆形態 共同
掲載誌名 材料試験技術
巻・号・頁 133-139頁
著者・共著者 米津明生, *長 秀雄, 小川武史, 竹本幹男
概要 塩化物イオンによるステンレス鋼の応力腐食割れ(SCC)に対してアコースティック・エミッション(AE)及び腐食電位振動(CFR)によるモニタリングについて実験的に検討した。熱流束がない場合とある場合の突き合わせ溶接SUS304鋼管の塩化物SCC試験を行った。脱粒を伴う粒界型SCCを再現する条件を調べた。AEとCFRを同時計測し、脱粒のメカニズムを解析し、いずれの方法がSCC検出に有効かを調べた。その結果、CPFは粒界腐食は検出出来たが、進展性SCCは検出しにくいことが分かった。AEは、脱粒現象を検出可能で、進展性SCCのモニタリングも可能であった。溶液中で発生・進展するSCCにはAEとCFRを組み合わせた技術が有効である。