ヤマシタ タカユキ
YAMASHITA Takayuki
山下 隆之 所属 青山学院大学 地球社会共生学部 地球社会共生学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/08 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 地域観光のシステム・ダイナミクス分析 |
執筆形態 | 単独 |
掲載誌名 | システム・ダイナミクス |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 21,1-15頁 |
総ページ数 | 15 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 山下隆之 |
概要 | 近年では経済に対する観光の重要性が広く認識されている。国際観光は国家レベルの経済成長に寄与しているし、国内観光は地域間の所得格差を緩和している。成長産業として期待されているため、観光の経済効果には強い関心が寄せられている。観光支出の変化による経済的影響を計測するには、観光乗数モデルや投入産出分析の手法が一般的に使用される。しかし、観光と経済活動との相互関係はそれらの分析手法が想定するよりも複雑であるため、いずれも技術的な限界を抱えている。本稿では、COVID-19が浮き彫りにした国内観光の課題を踏まえながら、観光の経済効果を分析する際にどのようにシステム・ダイナミクスの視点を活用できるかを探るものである。具体的には、観光分析において標準的な投入産出分析をシステムダイナミクス・モデルへと展開し、移動の自粛や人口減少といった地域固有の問題をシミュレーション分析する。 |
researchmap用URL | https://doi.org/10.24803/sdjapan.21.0_1 |