チョウ ヒデオ
CHO Hideo
長 秀雄 所属 青山学院大学 理工学部 機械創造工学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/08 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 二相ステンレス鋼の35%MgCl2溶液における環境助長割れのメカニズム |
執筆形態 | 共同 |
掲載誌名 | 材料と環境 |
巻・号・頁 | 364-370頁 |
著者・共著者 | 加賀山浩司, 米津明生, 長秀雄, 小川武史, 竹本幹男 |
概要 | 破壊力学的評価のできる荷重制御試験装置を開発し,二相ステンレス鋼のコンパクト試験片を用い,35%MgCl2溶液中での環境助長割れ試験を行った。荷重制御試験により巨視的亀裂の成長特性を測定し,同時にアコースティックエミッション(AE)と腐食電位遥動を測定し,環境助長割れの進展特性とメカニズムを検討した。二相ステンレス鋼は,オーステナイト粒の活性経路アノード溶解型SCCよりはフェライト粒の遅れ破壊を受けることが分かった。強力なAEが検出されたが,明瞭な腐食電位遥動は検出できなかった。AEの原波形解析は高速の脆性破壊を示した。破面検査は,フェライトの遅れ破壊とそれに続くオーステナイトの延性破壊を支持した。 |