キタムラ マサキ
KITAMURA Masaki
北村 優季 所属 青山学院大学 文学部 史学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 「長岡平安遷都の史的背景―首都立地論の試み―」 |
執筆形態 | 単独 |
掲載誌名 | 『国立歴史民俗博物館研究報告』 |
巻・号・頁 | 第134集,137-154頁 |
概要 | 784年、都は平城京から長岡京に移され、さらにその10年後には平安遷都が実現した。これ以降、京都盆地は長きにわたって日本の首都がおかれることになるが、本稿ではなぜこの時点に京都盆地への線とが実施されたのかを究明した。従来この問題については、政治的情勢や特定氏族との関係が想定されてきたが、ここでは、京都盆地が元来西日本と東日本との境界に位置することに着目し、遷都が地理的条件に基づいた、いわば必然的な結果であることを指摘した。 |