ダテ ナオユキ   DATE Naoyuki
  伊達 直之
   所属   青山学院大学  文学部 英米文学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2020/08
形態種別 「大学・研究所等紀要」、「学術雑誌」以外
招待論文 招待あり
標題 「戦争詩人による詩の『形=form』とその意味―― Siegfried SassoonとWilfred OwenのWWI戦場経験と詩の形 ――」、学術論文集 『照応と総合』所収
執筆形態 単独
掲載誌名 『照応と総合:土岐恒二個人著作集+シンポジウム
掲載区分国内
出版社・発行元 小鳥遊書房
巻・号・頁 882-898頁
総ページ数 1043
概要 第一次世界大戦で戦場の悲惨に直面した詩人は、壮絶な体験をなぜわざわざ散文の記録や報告で無く、伝統的な韻律や形式性を備えた「詩」として書き表されなければならなかったのだろうか。イギリスの戦争詩人として名声高く、さらに個人的にも深い交流と影響関係のあった二人の戦争詩人、シーグフリード・サスーン(Siegfried Sassoon, 1886-1967)とウィルフレッド・オゥエン(Wilfred Owen, 1893-1918)の詩作品から、強い「形(form)」を具えるテクストを取り上げて、それぞれの詩の「形」の特徴に即した角度からの精読を試み、これらのテクストが「詩」の「形」を備えることの意味の一端を示す。